このレビューはネタバレを含みます
特撮で魅せて欲しかった
本物のアクションが観たかった。
それだけ。
仮面ライダーは格好良くなくてはいけない。
これは何よりもまず第一条件
格好良いのは見た目はもちろんだけど、何よりアクション面。
格好良く戦っている姿、もしくはどれだけ苦戦してもボロボロでも、そこに「格好良さ」がないとダメ。
今回、そこがとにかくダメだった。
格好良くない。
CG以外のスーツ装着シーンは、ほとんどがそのままキャストがやっているようだが、それによる弊害が滅茶苦茶起きてる。
格好良い戦闘シーンが皆無。
パンフレットも読んだ。
庵野さんがやりたかったであろう事も分かる。分かりすぎる。
だけど、、前提条件がクリアしてない。
何故なら彼らはアクションのプロではないから。
そしてCGでの戦闘に見応えもない。
仮面ライダー第二号 柄本佑さんは、スタイルも良くて顔も小さいからか、マスクが馴染んでない。
KKオーグの本郷奏多さんは、華奢すぎる。
緊張感がない。
造形も、バイクも、良い物が沢山目の前にあるのに、観たい物が出てこないもどかしさがすごい。本当に残念だった。
でも心底嫌いにもなれない。
悔しい。