オジサンのオジサンによるオジサンのための映画を、360°全方位オジサンに囲まれて見た。テーマ曲に思わずノってしまうオジサン。見知ったキャラが出たのか、笑みを堪えきれないオジサン。上映終了後、真顔のまま立ち去るオジサン。周囲のオジサンが気になってしょうがねえよ〜〜(映画見ろ
予告で見た浜辺美波は「レイ綾波ですか？」となったけど、実際見てみたらコナン君の灰原哀感強めだった。組織組織ゆうとるしな。序盤こそナンダコイツだったけど、意外と人間味あって好きなキャラだったな。
余計な説明をこそぎ落としまくった結果、すさまじくシンプルになったストーリー。悪い組織があって、敵が6人います。さあやっつけよう！って感じ。ありがて〜
おかげで池松壮亮の成長や、緑川一家の確執に集中できたし、何ならあと3人くらい敵いてもよかったな〜と、腹8分目な良い具合の満足感。
欲を言えば、アクションもっとゴリゴリだったらな、と思ったんだけども、おそらくシン・仮面ライダーの目標は、「新しさ」より「懐かしさ」なんだろう。日曜朝8時のカメラワークで、ばっちりカメラ目線の蹴りを入れてくる感じ。過剰なほどの血飛沫と、そろそろ製作陣をハラスメントで訴えた方がいいサソリオーグは、オジサンになった当時の少年たちへのサービスか。
