シン・仮面ライダーのはっかーのネタバレレビュー・内容・結末

大前提、私は仮面ライダー、特に本郷猛と一文字隼が大好きで、中学時代は携帯アドレスに彼らの名前をいれるくらい好きなんやが、あの頃の自分に見せたら興奮しすぎて違う人生目指したやろうなってくらい。
皆が頭で補完したり想像してリアルな世界観を夢見ていたものを、具現化してくれた作品。次々現れる「そこ！」「それそれ！」という声出そうになる喜びと、見終わったあとの昂りが「シンユニバース」の醍醐味で、大好きな仮面ライダーなんやから尚更でした。
仮面ライダーTHEFIRST、THENEXTの時に
現代版リメイクかっこええー！と思いつつ、映画としてはどうしてもB級作品やった超リアル仮面ライダーという、ある種のジャンルを、このシン仮面ライダーは、一気にエポックな領域に押し上げて具現化してくださった。本当に有難い。庵野節炸裂の、大信頼の庵野解釈&再構成、そして俳優陣と製作陣と大予算による一流の仕事で素晴らしい作品に仕上がったと感じる。
原作の脳ミソになって2号と繋がることになった(あれはテレビ版での1号から2号へのバトンタッチに深みを持たせた追い設定なわけやが)ポイントを、あーいう形で帰結させるんやぁー！というのもよかったし、蝶オーグのベルトは最高に興奮した。あれが礎になってV3に繋がるのかなとか、妄想が膨らむ。