このレビューはネタバレを含みます
2023年19本目
立川シネマシティ極上爆音上映(aスタ)にて。
シンプルにつまらなかった。
俺は『シン・ウルトラマン』は肯定派で、実写での庵野カットも大好き。
ただ、今作はいつもの持ち味がノイズになっていた気がする。キャラごとの「決め台詞」も意識的にだろうけど、作中でうんざりするくらい繰り返されるよね。クドさに辟易した。
その他作品でも受け入れられた疾走感(駆け足のエピソード提示)も、うまく回らず、説明不足。作り手の脳内完結に留まって、終盤が退屈でしかない。エヴァやウルトラマンと突き放し方は似ているのに全く違う。
終盤の画面構成や殺陣の画面割も苦手。色調の暗さと殺陣の繋ぎ方がわかりづらくてキツい。
2回は観ないかな。今回に限っては、全く合わなかった。