さききちさんの映画レビュー・感想・評価

さききち

さききち

2017.1.2〜
時間は有限だけど観たい映画は無限。

マザー!(2017年製作の映画)

3.8

日本での劇場公開が中止になった本作。
UK版Blu-rayにて鑑賞。

開始1分、何だこれは!の波状攻撃!
そして押し寄せる怪訝と不快!黒板引っ掻き音を聞かされるような不愉快感と精神の揺らぎ!突如訪れ
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霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

3.2

ボリシェヴィキ
ロシア社会民主労働党が分裂して形成された、ウラジーミル・レーニンが率いた左派の一派。暴力革命を主張。[wikipediaより抜粋]

恐怖体験を語るという「暴力」で、あの世との邂逅は果
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ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

-

現状、今年観た中で1番合わない作品だった。

序盤に感じた違和感。
「あれ?編集、つながってなくない…?」
この想いは、中盤・後半と話が進むにつれ、増幅の一途を辿る。

登場人物たちの
・原因→結果
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未知との遭遇 特別編(1980年製作の映画)

3.0

爆音映画祭 @新宿ピカデリー にて鑑賞。

前半と後半で映画の色が変わる。

未知なるものに邂逅してしまった瞬間の非現実性、そしてそこから狂い始める人生の歯車。「呼ばれ」「魅入られ」た人間を中心とした
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

面白い!!!!!!
今週1番のヒット!!!

対称的な兄弟/姉妹の日常と衝突。
卑屈と羨望、弱さと強がり、善意と偽善、
謙虚と傲慢、本意と建前、嘘とホント、愛と憎しみが交差し積み重なり爆発する!

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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.6

‪『ゆれる人魚』‬
‪今のままの自分。‬
‪変わっていく自分。‬
‪変わることで得るもの。失うもの。‬

‪初めて人間界で過ごす人魚姉妹を通して、不安定な思春期の自我と心情を描いた一作。‬

‪可能性
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.1

ホラーというより人間の狂気を描いた傑作。

正常と異常の境目は地続き。
ゆえに狂気に気づかない当人。
鏡像で間接的に提示される異常性は、徐々に実像へシフトしていく。

とは言えど、「ラインを越える」瞬
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.1

鑑賞後、この言葉が脳内で駆け巡る!
\バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!/

爆裂エクストリーム筋肉純情派親子伝説の開幕だ!!!
魅力は『300』的な戦争シーンだけじゃない!
エクストリーム滝登りに
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.2

‪‪地獄のカチコミ100コンボ!狭小車幅での挟み込み日本刀デッドヒート!花嫁からの贈り物は狙撃銃!ボンネット越しの運転は良い女の証!‬

‪『ハードコア』に『アトミックブロンド』を加えたP.O.V、散
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劇場版 アイドルキャノンボール2017(2017年製作の映画)

3.0

『WHO KiLLED IDOL ? –SiS消滅の詩–』が職務と責任を反面教師的に問う劇薬だとするなら、本作は追うべき背中を提示してくれるような非常にポジティブな良薬だと思った。

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.4

突然の全世界配信開始には驚いた!

P.O.Vの1作目、密室監禁劇の2作目ときて、
今回は●●●●だ!!

次から次に起きる天変地異レベルの異常事態!
変態性すら感じる驚天動地の連続に笑いが溢れる!
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.1

劇場公開時ぶりの鑑賞。

1944年、スペイン独裁政権下に生きた女の子の話。

ジャケ写のイメージから『ヘルボーイ』や『クリムゾン・ピーク』のようなゴシック全開の世界と、キモカワクリーチャーが全編通し
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図鑑に載ってない虫(2007年製作の映画)

4.0

定期的に三木作品を観たくなる時期がある。
今年もその時期がやってきた!

1月に観た『熱海の捜査官』(『ツイン・ピークス』を筆頭に、デヴィッド ・リンチ愛に溢れたドラマ!)に続いて、今日は本作を鑑賞!
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アバター(2009年製作の映画)

4.1

翌日に閉館を控えた日劇@「さよなら日劇」で鑑賞。Screen1。

劇場公開時、留学で海外にいたりで、観るタイミングを失っていた作品。
3D鑑賞での素晴らしさを聞いていたので、
自宅での鑑賞なんてした
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不能犯(2018年製作の映画)

3.0

あーーーー待ってました!!!
白石さんの新作!!!!

『笑ゥせぇるすまん』や『週間ストーリーランド』のエピソード(古い)のような絶頂からの突き落とし感の連続が快感!

個人的には、終盤ちょっと間延び
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

激昂、憎しみ、固執。その先。
静穏、受容、赦し。その先。

全ての起点は、赦しから。

フランシス・マクドーマンドが見せる、分厚い猛々しさの下に隠した哀しみと後悔が胸に響く。
そして何より、久々にスク
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.1

原題『Demolition』

この作品も原題の方がしっくりくるなぁ。

人間性の破壊と再構築。
非人間の表情をした主人公の顔に血が通ってゆく様は、流石のジェイク・ギレンホール。
ラスト付近の表情がす
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.6

全方位から包み込む、母の愛。
赤青黄、色の足し算と引き算で表す心模様。

「変わった人だな」と心ブレずに観ていたはずが…
映画が終わる頃には、各方面に振りまかれ、蓄積されたその想いを、まるで名作の伏線
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

‪ヒリつき張り詰める緊張と乾いた部屋に湧き上がる湿度。露呈する差別意識と人間の醜悪さ。そしてその行く先。1967年、アルジェ・モーテル事件。恥ずかしながら、知らなかった史実。

素晴らしい作品だった。
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.0

‪『ナイト ピープル : ジ アート オブ デヴィッド リンチ』が、映像作家に”なってからの”リンチを知る作品だとするなら、『デヴィッド ・リンチ : アートライフ』は映像作家に”向かう”彼を知る作品>>続きを読む

ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.0

-善人にも悪人にも 平等に雨が降る
(初代シルク・スペクターの台詞より)

本公開前、試写で観て以来の鑑賞。
ヒーロー達が主役ではあるが、
いわゆる”ヒーロー映画”ではない。
この世に生きる者に普遍的
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.0

原題『The EDGE of Seventeen』

edge[名詞]
ア.〔中心部から最も遠い〕端、へり、はずれ、境界
イ. 〔出来事の〕出発点
ウ.〔表現などの〕鋭さ

-私って最低だわ
こんな自
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ライフ(2017年製作の映画)

3.6

-この生命体は
全身の細胞すべてが
筋肉であり 脳であり 目である
(生物学者ヒューの台詞より)

忍び寄る高知能!進化系!!原子生物!!!
これだよこれ!エイリアン映画はこういうのが観たかったんだよ
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.1

子供心の大遊園地!

小学生の頃、親に連れて行ってもらったテーマパークのあの感じ。
懐かしさとワクワクが止まらない。

基本的にユーザフレンドリーならぬ
子どもフレンドリーな作品。
子どもが喜ぶギャグ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.3

立川シネマシティ 極上爆音上映で鑑賞。

序盤も序盤からアクション×音楽、超ガジェット登場でガン上がり!
「賛否両論だけど、俺楽しめる側の人間だ!!!!」と思ったけれど…
結論から言うと、前作の方が好
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

ースパイ映画は好きかね?
ー最近のはシリアスすぎてダメだが、古い作品は大好きだ。現実離れしてるからね
(ハリーとリッチモンドの会話より)

帰省終了!
ようやく爆音でキングスマン続編が観れるぞ!
てこ
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ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)

3.0

原題『Super Dark Times』

この映画を考えるなら、原題のがしっくりくる。

①他人とトラブったり、大きなミスを犯したりした時の、不安/心配/焦りが混じり合った、あの独特の気持ち
②精神
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バッドママ(2016年製作の映画)

3.9

“母親であること”の前近代的なステレオタイプを粉砕してゆきつつも、いつの時代にも普遍な“子への愛“、”友情“を描く快作。

ご都合主義な展開、
ツッコミたい部分も多いが、
それに勝る痛快さと多幸感を得
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

2.9

原題『TACKER AND DALE vs EVIL』
帰省途中、ネトフリで鑑賞。

原題から想起されるように、
『死霊のはらわた』でサム・ライミが確立した
山奥の別荘(およびその周辺の森・池)での血
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.5

祝!2018年!
あけましておめでとうございます!
去年なんとなく始めた日から丁度1年になります。
皆様にとって素敵な1年になりますように。

2018年はこんな作品から始めてみました。
『英国王のス
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

凄まじいものを観てしまった気分だ。
妙にリアルで、肌にまとわり付く悪夢をみた時のような。
目の前で人身事故が起きたような、忌まわしく一生晴れない想いのような。

静かに着実に、近づいてくる、
飢え、恐
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.4

【ネタバレなし】
前夜祭最速上映@TOHOシネマズ新宿で鑑賞!

良かった!!!!!!!!!!
これだけ期待値高ければ、99.9%の確率でガッカリするのだが、ライアンジョンソン素晴らしいよ!!!!!!
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ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)

3.6

宮地さんの作品は見てると人恋しくなるなぁ。

上手く行ったり失敗したり。
落ち込んだり笑ったり。
離れて行ったり出会ったり。
突き放されたり、ふと、好きになったり。
まるで、人生みたいだ。

BiSH
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.8

ついに!!!
最後のジェダイ 最速上映まであと2日!!!

自宅のBlu-rayで再鑑賞。
劇場で初日&2日目観て以来だから3回目か。

いつ観てもカイロ・レンが嫌いだ。
SW界最高の嫌われモノ、ジャ
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サンシャイン・クリーニング(2008年製作の映画)

3.0

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ハウスクリーニングの仕事でなんとか食いつなぐ姉。怠惰とトラブルでバイトすら長続きしない妹。ある時2人は殺人現場を綺麗にする仕事=特殊清掃を始めることになって…
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

「うわ!デイジー・リドリー!ジュディ・デンチにジョニー・デップ!ウィレム・デフォー兄貴に、貴女はペネロペ・クルス!ミシェル・ファイファー姐さんまで!!」
前半、キャストの豪華さでテンションは無論右肩上
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