大変失礼な言い方かも知れませんが
僕なりの最大の賛辞です
「お金をかけた、ライダー好きが作った
究極の自主映画！」
熱量は凄いありました！
おおっと思う演出もありました！
でも…負の感情の方が強い、強すぎます。
旧ライダー、庵野作品。
どちらも凄く好きすぎて過度な期待が
溢れてしまったのかも知れません。
でも、お金をかけてる割に
色々安い感じが否めない。
何かとても空回りしてる印象が強いです。
効果音、BGM、ロケ地、ETC
過去のライダーのオマージュは
よく分かります。
でも、そのまま使ったりするのは
どうですか？
シン•シリーズでやはり違和感を感じる
最大の部分、特に今作では悪目立ちしたと
思います。
せっかく近未来の設定やコスチューム
を新しくしているなら、その辺りは
もっと現代のお客様を意識した方が
良かったのでは？
あっでも新しくした所の
BGMなどでドン滑り 苦笑
もーごった煮すぎて纏まりがない。
後、演技が酷いのか、セリフが酷いのか
とにかく噛み合わない。
おまけにカット割り、
フレームサイズも良く無い。
難しいセリフなのは、分かるが
やはり、あんな感じで進めると
単なる大根芝居に見えちゃう。
ゴジラ、ウルトラマンと
ドンドン、長セリフの芝居が酷くなる。
特に今作の演出的な芝居は良くなかった。
一流所を連れて来てるけど、
ハマったキャラは
塚本監督演じる緑山博士位でした。
それと外連味があるセリフなんでしょうけど
それがもう臭くって 苦笑
後、早い段階で笑えるシーンがあったので
笑えるとこは積極的に笑いに行きました。
庵野監督は、長澤まさみをギャグ要員としか見てない事が改めて分かりました 笑
アクションも何とも言えないなぁー
早いカット割りはスピード感と言うより
分かりづらくなっている。
おまけに、バシバシでる血糊も
残酷さやおどろおどろしさというより
チープに見えてしまう。
CGも、とても凄いとは言いづらい。
やはりチープ。
ロングショットを多用して
小さいキャラがヒュンヒュン動く演出も
良いとはとても言えないです。
関心のストーリーも、正直消化不良。
テーマ的なモノは何かあったような無かったような…。
「シン•ウルトラマン」よりは
僕はまだ楽しめたが、
「シン•ゴジラ」程のカタルシスには程遠い。
辛辣な言葉が並んだが
それは愛ゆえです…
