このレビューはネタバレを含みます
この映画を嫌いな人は仮面ライダーを知らないんだと思います。
仮面ライダーはMCUでもDCユニバースでも無く、唯一無二なコンテンツなんです。
その仮面ライダーに新しい要素と解釈を加えた映像作品。
NET版では無く、セルレンタル版では無く、ニチアサ版では無く、ネットオリジナル版でも無い。
それが本作です。
以下ネタバレ(?)箇条書きで。
・監督はきっとライスピが好き。
・呪怨感。
・草薙素子っぽさ。
・2号のセリフオマージュ。
・最後の歌は監督らしさ。(続編示唆では無い)
・MVPは長澤まさみ。(緩急の緩)
・バイクギミック多数。
・バイク戦。
・優雅でアナザーV3っぽい0号。
・戦いたくないライダー。
・グダグダな戦闘がリアル。(実力差があっても挑み続ける感じ)
細かい所で喜んだ箇所。
・絵面の色温度を、ブラウン管、映画(フィルム)、デジタル、それぞれ出し分けてたように感じた。
・最終決戦に向かう前の二人の会話シーンで空にノイズがあったように感じたけど、不穏感満載だった。
・血が出るシーンの必然性と説得力。
ライダー好きとしての感想。
・ライダーキックを生み出した石ノ森章太郎はやっぱり先生なんだと心の底から感じた。
※エンドロールは石森章太郎だった気がする。
・仮面ライダーWはやっぱり最高です。
映画は劇場で二度観ずがテーマなのですが、これはもう一回観たいなー。
って作品でした。