このレビューはネタバレを含みます
仮面ライダーて基本ウルトラマンよりも各回のストーリーが薄かった印象があり、2時間もたす内容をどう作るんだろ?と思いながら観に行きました。
R-12らしい血が噴き出す格闘シーンや庵野さん流にブラッシュアップされた怪人たちの登場。さらに2号ライダー、シンウルトラマン役者なども出て、見所を作っていった感じでしたね。(さすがにロボット刑事Kはびっくりしましたが)
シンウルトラマンの時にも思いましたが庵野さんは会話シーンの演出があまり上手くないんですよね。感情が揺り動かない、グッとこないんです。
例えばシンウルトラマンだと最後のゾフィーとの会話シーン。今回だとラストの本郷とイチロー。イチローとルリ子の会話シーン。なんか淡々と撮ってるだけ、あんまし引っかからない。良き事を言ってるみたいだけどそう思えない。いっそ会話シーンやめたらとさえ思ってしまうんです。
庵野さん自体がホントはいらないと思ってるんじゃないかなあ。
PS.NHKのドキュメンタリー見ました。一応地方で長年広告映像のディレクションをしている立場から言わせてもらうと庵野さん最低です。ある程度演出プランは考えてこい!ど素人かよ!って感じ。日本の映像界はこういう天才肌を甘やかし過ぎです。