突っ込みたいポイントはあるものの、
仮面ライダー作品として最高でした！
「仮面ライダーアマゾンズ」「仮面ライダーBLACK SUN」など最近のリブート作品の中でも、この『シン・仮面ライダー』の主人公は自分が"こうであってほしいと思う仮面ライダー像"に一番近かったです。
僕は平成仮面ライダー世代で、クウガからカブトまでの7作品には変身ヒーローの魅力とトラウマをこれでもかと植え付けられました。特にクウガと龍騎は個人的にすごく思い入れがあり、それは主人公が平和を願い闘うことに疑問を抱きながらも人間を守るために闘うという、所謂「きれいごと」を信念とした、絵に描いたような正義の味方であり、でもそれこそ自分が信じているヒーロー像でした。シリーズ一環したテーマではあると思いますがこの2作品は特に顕著だったと思います。
ここでクウガこと五代雄介の名言を！
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
「綺麗事だよ！だからこそ現実にしたいじゃない！本当は綺麗事が良いんだもん！」
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やっぱりヒーローっていうのはこういうこと言ってくれる人であってほしいんです！
シン・仮面ライダーの本郷猛も自分の力に怯えながらも守るべきものを守るために闘う姿は、自分の思うヒーロー像であったと思います。池松壮亮の雰囲気もどこか五代雄介を感じさせるもので、すぐ感情移入することができました。映画なのでぎゅっと凝縮されちゃってますが、連続ドラマ形式で本郷猛を深くまで知りたかったな。民間人を守るシーンも入れて欲しかった！
変身時にちゃんと「へんしん！」って言ってて良かった。『仮面ライダー THE FIRST』のときはガチャガチャ装着するのみだったので（これもこれでアリですが）、やっぱり声に出してくれた方があがりますね。変身時に顔にモチーフとなった生き物の模様が浮き出るのも仮面ライダー555みたいでテンションあがった！
怪人(オーグ)も割といっぱい出てきて満足でしたかね。欲を言えばイカデビール♪にも出て欲しかったかな…
サイコな女怪人によるセクシーダイナマイト殺戮劇もあるよ笑！…庵野さん世代のおじさんって本当こういうの好きですよね～…私も嫌いじゃないですが…
きたる仮面ライダー60周年に向けこれからもどんどんリブート作っちゃいましょう。個人的には『真・仮面ライダー序章』を作ってほしいな。緑川博士(塚本晋也)による仮面ライダー作品も見てみたい！
