このレビューはネタバレを含みます
開始直後に他の鑑賞客の出入りがあり、ちょっと没入しにくかったことを外部要因として記しておく。
良かった点
浜辺美波がかわいい
柄本佑の軽い感じの演技が悪くない
映画単体で悪かった点
脚本がダメ。戦闘時間が長く、納得できるだけのキャラ説明や状況説明や心情描写がないので、全然納得できない。逆に人物に説明させすぎる場面もあり。あと色んな人の背景を後から無理矢理入れた感、余計かつ急すぎる心理的接近があり、もっとシンプルにすべきだったと思う
主演の演技がフィットしてない。他の映画では上手いし、孤独な役柄には合うはずなので、演出が悪いのでは
戦闘シーンがこの俳優使いたかっただけだろ、このシーンやりたかっただけだろというのが随所にあり、それは防げてないのでは？みたいなのも多数あり、見せ場の戦闘シーンもそこまで良くない
音響に一貫性がない、特に冒頭のサウンドには良さを感じなかった
庵野さん作品として悪かった点
テーマがエヴァと変わらず、撮影技法とか各論で見ても、これまでの作品から進化がない。ネタ的に過去作の俳優やロケ地が出てくるのはいいが、あまりにも出てきすぎて、新しさを感じない
総論
庵野さん1人では良い映画を作れないのかもね、周りのスタッフ、チームを大切にだね
