シン・仮面ライダーのcuqのネタバレレビュー・内容・結末

曲のアレンジが良い。
映画全体のテーマは持っている力を使えるか。何のために使えるか。昨今の敵基地攻撃能力などを髣髴とさせる。本編では警官の発砲。
しかし、個人と団体では責任の在り方がまるで異なるため、テーマの帰結として正しい状況で使う時は使うというのはどうなのでしょうね。少し安直にも感じた。
ストーリー展開はオーソドックスな印象を受ける。唐突さもまあ仮面ライダーシリーズを知っているため受け入れられる。キャラクターの描き方は戯画的でフィクション感強めなのが良かった。

アクション面は明らかにアップが多すぎて見にくい。画面も暗すぎて見にくい。とにかく視覚的に見にくさが工夫とカッコ良さは消していると言える。
引きと寄せでアクションは撮るものだと思うが、寄せの顔アップの時間が長いし、引きはほとんどCGでアクションでは無い。とにかくバランスが悪い。

展開テンポは昨今の高速化した映画では普通のスピードか。唐突に戦場が変わるのは本家リスペクトと取れた。

女子は風呂に入れないとイライラするというステレオタイプを何度もカマスのはいかがなものか。甘えたかったからと言ってああなるか？だれか脚本担当にNOと言えなかったのか。

カメレオン君、自身の能力じゃなくてコートの方が強いの可哀想。カメレオン混ぜた意味が無い。コート脱いだのは裾を踏むと危ないからという認識です。
一文字隼人の名前が出た瞬間が1番燃えた。
怪人名にオーグという呼称を付ける事で音の響きが男でも女でも違和感なかったことは驚きである。