総評としてはアレだけど、
アバンタイトルが滅茶苦茶良いね。
子供向けの特撮ヒーローとして創造されたけど、
石ノ森章太郎が描いたのは純然たるダークヒーロー。
冒頭から血飛沫が飛び散る圧倒的な暴力。
主人公、本郷猛、バッタオーグ、仮面ライダー。
簡単に他を殺せる強大すぎる力に戸惑うのがとても良い。
なんかイラっとする方が多かったけど、
この全員の独特な喋り方が謎にクセになってくる。
バッタ君
ややや!何事かしら?
あらら…貫けぬか
本郷 俺は心決めたぞ!
これで心スッキリだ
ヒロミ、ハチオーグのSMの到達点みたいな性癖すき。
愛する者の泣き崩れる姿が見たいが為に、
愛する者の玩具を壊したい。
愛する者に壊されたい。
至高の変態じゃないかな。
緑川ルリ子と一文字隼人もとても良い。
ビデオレターの話した後に照れるのとか、
追伸(Sound Only)がアスカ味があって庵野監督らしい。
緑川イチロー神々しくてすき。
大量発生型相変異バッタオーグもっと明るいとこで観たかったなぁ。
削除シーン気になる🤔
サソリオーグなんで顔とか身体が変異しないで戦ってたんだ?
銃弾を身体が弾いてる描写はあったけど、
変異してれば銃でゴリ押しされる位じゃ殺られたりしなかったろうに。
ただ原作へのリスペクトやオマージュは素晴らしかった(クモオーグ戦なんかTV版とロケ地やカット割りが同じ!)けど、
シリーズを知らなかったり興味がない人には全く刺さらないだろうから初見の方たちに原作の魅力が伝わらないなと思ったのと、
シリーズも特撮も大好きでリスペクトやオマージュすごく感じたけど、
他の現代アップグレード感やアレンジの違和感とか不快感も同じ位感じてしまったかな…
結構みなさんのレビューでもチラホラあった実写化キャシャーンを自分も少し感じた😅
ラストの本郷一文字は最高にすき。