ポルりん

呪怨2のポルりんのレビュー・感想・評価

呪怨2(2003年製作の映画)
2.0
Netflixにて観賞。

前作の良さが丸々駄目な方向にいった作品。

前作は一つ一つの話が短くテンポが良かったのに対し、今作は一つの話が長い。
しかも、前作の内容よりも薄いと来ている。

更に、過去と現在が分かりにくくなっている。

キャラクターの行動も意味不明なのが多い。
市川由衣があの家にいたのが一番意味不明だ。

本作で一番気に食わない点はカヤコの描き方だ。
前作はおどおどしさの奥に悲しみが宿っており、それがまた恐怖に繋がるのだが、今作はただの化け物にしか描かれていない…。
もはや、ただのギャグだ。

呪怨という映画はJホラーに良い影響を与えた事は確かだと思うが、悪影響も与えたと思う。

呪怨が認知されるようになってから、Jホラーの恐怖演出がかなり安直になっていったのではないだろうか…。
ポルりん

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