そして、バトンは渡されたのジダンの頭突きのネタバレレビュー・内容・結末

子供時代のミイタンが森宮さんに初めて出会って優子になる卒業シーンでは泣
涙が溢れた。
石原さとみも最初は金に目が眩んだ魔性の女かと思ったが、そんなことはなく、ただミイタンを愛したい女性であった。

ただ冷静に考えると大きくなってからミイタンは色々な親の愛情を感じてハッピーエンドな形で終わったが、子供時代のミイタンは不遇だったと思った。
ブラジルにいる実父親に手紙を渡し受け取らせてもらえなかったり、色々な場所に連れ回されて親が入れ替わったりと。
グレてもおかしくない状況でもある。
しかし映画だからこそ実現できた物語であり、こういう映画を観ることによって自分も誰かにとっての良い人間になろうと思わされた。