高宮

そして、バトンは渡されたの高宮のレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
4.5
原作は未読。予告のみの知識です。
苗字が変わるって、親が離婚結婚するか自分が結婚するかしかないけど、まぁそう言う話ですね。
予告でも入ってる「嘘」と「秘密」の話。
石原さん演じるママが最後まで隠し通してた「秘密」の布石は結構チラチラあるし、
なんならビジュアルにも出てる。
けど、あんまりこう言う結果は考えさせない雰囲気で事が運びます。
でも予告で2つの家族と言ってたのですが、結局1つの家族じゃん!
と言う突っ込みはまぁ置いておいて、
ママとみぃたん、森宮さんと優子、過去と未来が1本につながっていくストーリーは、
すごく丁寧に伏線を回収されていって、観ていて気持ちはいいです。

…でも離婚してから半年は結婚出来ないんだけど…なんかそこがちょっと違和感感じますね。
それぞれとの旦那さんとの離婚結婚のタイミングが分かりづらく感じます。
結構場面転換しているけどそこまで混乱はしませんでした。

あと、他の方のレビューも読ませていただいてるのですが、
ピアノ結構出てきたのにピアノの事を突っ込んでる人ほとんどいなくてちょっと笑いました。
優子と早瀬くんを繋いでくれたピアノの存在。
思ったより薄いです。折角役者さんご本人が弾いてくださっているのになんともったいない…。
どっちかと言うと料理の印象が残る。

涙腺はガンガン刺激される。(自分は涙腺滅茶苦茶弱いのでボロ泣きしてます)
涙もろい人、涙活したいなら見るべき。
涙もろくない人は泣かないかなぁ…そんな映画。
高宮

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