卒業式の石原さとみのシーンはとても素晴らしい
その分、それ以降の展開はなんの悪夢なのかと思った
バトンが、「田中圭まで繋がれてきた」というところまではいい
でも彼女はもう自立し、自分で人生のパートナーを選び、自分の意思で人生を進み始めている
それなのに、バトンが渡される、、
バトン持って走れるのに、せめて2人で走ればいいのに、バトンはなぜか渡される
彼女は大人、男たちの所有物ではない!
血縁を超えた家族を描きながら、その実、何にも切り込めていない
ただの御涙頂戴でしかなくかなり残念
永野芽郁、岡田健史、田中圭、石原さとみのやりすぎない見事な好演でかなり高い完成度の映画だが、この映画のコンセプトになっている背景の価値観が僕は受け入れられないと言うか拒否感しかない