このレビューはネタバレを含みます
いや、もう泣いた。
勘弁してくれってくらい泣いたー。
評価高かったよなぁ、という温度感で
事前知識無しでみて。
前半は見ながら
・え？お母さん最悪だな
・このふた家族どう繋がるかなー
・いや、お父さん変わりすぎでしょ
・どこがいい映画なんだ？
みたいな、ちょっと中盤飽きてきてて…
なんなら、石原さとみが好きで
この役させないで！って思ってた。笑
いつも正義感が強くてポジティブで
勇気をくれる役が多くて好きだったから。
でも、途中で何となく変だなとか
このシーンなんだろって増えてきて
その伏線に気づいてこうなのでは？！
って思った時には涙がボロボロ。
ちゃんと石原さとみでした。
自由な女性に描かれてたけど
途中ちゃんとパートもやって
揚げパンだって作ってて。
映画のどんでん返しのために
そういう一部を切り取ってて。
大自然で働いて週末婚だって
あり得ない、なぜパパはすんなり受け入れた？って思ってたけど 実は違って。
確かにみんなお父さんがいい人すぎたけど、
きっとそれは描かれてないママの努力の部分だったと思う。
子供の目からみたママと
大人の目からみたママは違ってて。
途中までは優子目線だったと思う。
現実離れしてるように思えるけど
世の中にはいるかもしれないし
現実的な話だったら映画にしなくていいし
そうじゃなくて結局伝えたいのは
人の人生ってたくさんのバトンで繋がってて
今回はその相手を思うバトンを
とてもわかりやすい形で表現したんだなって思う。
そして、森宮さんがまじでいい人すぎる。
あんな人に出会いたい。笑
守るものができてちゃんと最後まで守って
お母さんのこと恨まないでって
本当のこと知らないのに言ってるところがもう本当に神様。
旦那さんに、たくさんの人が繋いできたバトンだよって。自分は落とさないように頑張ってきたってシーン。
優子はたくさん苦労してきて ほんと大変だったと思うんだけど いいなぁとも思ってしまったわけで。
とにかく、途中まで余裕な感じで見てたから
タオルもティッシュもなくて悲惨なことに。
映画館で見なくてよかった。
電車で帰れなくなるとこだった。
個人的に、とても綺麗な涙を流せた。
落ち着いたらもう一度見直して
伏線をちゃんと回収し直したい。
