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そして、バトンは渡されたのmanaminのネタバレレビュー・内容・結末

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
1.1

このレビューはネタバレを含みます

永野芽郁の境遇があまりに可哀想。勝手に会社を辞めてブラジル行きを強要しかける父親。後から体調が実は悪かったとわかる石原さとみだけど、基本はあまりに自分勝手に義理の娘を振り回したのを病気で美談にすり替えていただけで、娘と父親の手紙をずっと阻止し続けてて挙げ句の果てに20歳くらいまでそれを黙っていたという最低さ。体調悪い時点で実の父親と引き合わせればよかったし、奔放に夫をとっかえひっかえしていたのではなく娘の父親探しをしていたという話とあまりに矛盾する。この手紙のくだりであまりに自己中な人物像が確定しているので御涙頂戴な死以降のシーンに入り込めず、もう少し筋を通した人物像を描いて欲しいと思った。

田中圭と永野芽郁との絆は綺麗。実の子ではない娘をここまで愛せる人たち、素敵
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