くじら12号

田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版のくじら12号のレビュー・感想・評価

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赴任してきた頃の瞳の輝きは次第に薄れて、顔はやつれ、日記の字は活力を失っていった。司祭が村の外れで倒れる寸前の画は、死そのもののような気がした。助けてくれたセラフィータは彼にとってのマリアか?彼の死によって村にどんな変化がもたらされただろう。