失敗作ですね。無駄に長く描く意味がよく分からないカットと説明がくどいだけの台詞、笑わせようとしている場面がいちいちスベる痛々しさに苦笑。
そもそも地方の交響楽団が解散するとゆう設定を引っ張るほどに各キャラの背景がまるで描かれていないし、個性的なバラバラのキャラが最後の演奏会に向けて1つにまとまってゆく強い流れが見えてこない。
檀れいとなんかよくわからないチャラ男のラブホでのドタバタとか田口浩正のオジサンが中古車のフロントガラスを叩き割る描写とか、果たしてこんなのを映して意味があるの?
なんとゆうか、演出のノリが70年代のテレビドラマ風なのだ。水谷豊ほどの大物俳優が監督するならお金も集まったんだろうが、こんなの撮るくらいなら才能ある無名の若手監督に撮らせろよ。
檀れいの母親役が檀ふみなのは、単に「檀」繋がりのシャレのつもりなのだろうか?全然面白くないよ。