前作「ヒットマンズ・ボディガード」同様の難点として
ヒットマンとボディガードの凸凹コンビに
どうしても最後まで魅力を感じない。
どちらも多弁な特A級のやり手であり
せっかくバディムービーで
1+1は2じゃない、200だ！10倍だぞ！という所を見たいのに
まあ精々2、正直1.5…くらいのパワーしか出てないのが痛い。
くわえて前作に比べて無駄にスケールを広げすぎ。
このコンビで解決が許される事件の規模って
地方のギャング抗争くらいなもので
欧州全域の危機を救うみたいな
巨大スケールな事件ではちょっと度が過ぎている。
登場人物も無駄に多いし無駄に豪華、
でもそれが面白さに寄与している感じがない。
モーガンフリーマンまたこんな役かという感じで
ちょっと食傷気味。
ギャグもはっきり言ってくどい。
誰かがマシンガントーク中に唐突に素っ頓狂な事を言っては
BGMがしゅ〜んと消える、これのずっと繰り返し。
いくらなんでも芸がない。
