三が日から映画館に行く…そのために大阪に住んでいるんだっ!
ということで(?)イタリア映画です。
たぶん初イタリア映画。
イタリア男を絵に描いたような美術商と、寡の真面目な漁師が結婚する話。
公開された時期は精神が死んでいてノーチェックだったんですが「仕事が嫌すぎる…なんか陽気なものを…」と思って見に行きました。
全体的に陽気な恋愛映画のようですが、
恋多き父を持つ家の複雑な家族模様、
真面目な漁師家族がもつ同性愛への嫌悪感や父の再婚への思い、
あばたがえくぼに見えていた恋が冷めたらどう乗り越えるかなど、
あらゆるエッセンスが凝縮。
しかもテンポが良い。
結婚という形にこだわらないお国柄、日本では「いいなー」と羨望されることもありますが、
形がないからこそ重視しなきゃいけない「家族間のホウレンソウ」「定期的なホームパーティー」、
肉親じゃないけど家族である人間同士の「しがらみ」みたいなのも隠さず描かれていて、
「これもこれでめちゃくちゃ大変だな」としみじみしてみたり。
おじさん同士のいちゃいちゃかわいいなと思ってみたり。
みんな幸せになってくれ〜〜〜!