JIZE

アサシン・ハント エージェント:ゼロ/エージェント:0 漆黒の暗殺者のJIZEのレビュー・感想・評価

3.4
組織のボスから暗殺命令をうけた凄腕の狙撃手の行方を描きだす。"未体験ゾーンの映画たち2023もの"。シナリオに惹かれて鑑賞したが、暗殺者ものをベースとした思いの外クラシックな手触りで、2023年公開の作品としても更新できてないようなベーシック感があるように感じた。またアンソニー・ホプキンスと云えば、認知症役での『ファーザー(2020年)』で脚光を浴び本格的な俳優路線へ回帰したように思わせたが上述作品に次ぐ最新作となる。人間同士の稀薄なつながりが最終的には物を言うようなメッセージで暗殺という題材を盾に、社会の大まかな縮図を魅せられたように思う。
JIZE

JIZE