髙

シリアスマンの髙のレビュー・感想・評価

シリアスマン(2009年製作の映画)
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コーエン兄弟のいつもの「悪に手を出した人間がその悪に飲み込まれていく」に珍しく最後まで抵抗した主人公だった。
コーエン兄弟独特の観賞後の浮遊感、どうせ細かに意図があるんだろうけどわからねぇという感じ。
出来事は認識次第、というのを信仰者が言っていいんだろうか。
定住できなかった歴史をもつユダヤ人と主人公の境遇を重ねる?
ニーチェ以降の宗教的価値観ってどうなってるの?
頭いいんだろうけど、見せびらかすような話にも感じるんだよな、鼻につくわけでも無いんだけど。実際どういうところが?というと、うーん。
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