カメルーンの貧しい漁村で暮らす12歳のエカは学校に行ったことがない。母の持ち物を整理している時に偶然マララ・ユスフザイさんのことを知り、自分も学校に行きたくなったが、父に反対され…
もう本当に本当にひどい話なのよ。でも、めちゃくちゃ既視感もあった。どこで見たかというと、「おしん」で見た。やっぱりあのドラマは名作だったわ。日本の100年以上前の価値観が今もカメルーンでは現役ってことなのね。悲しすぎるじゃないですか。
カメルーンの映画を初めて見た。音響技術があまり良くなくて、台詞がきれいに録音されてなかったり、それをごまかすためか、音楽が多用されていたり、少々見づらいところはあった。ただ、音楽は全部良かった。使いすぎでなければもっと効果的だったのに。
最初に「事実に基づく話」とテロップが出て、ラストで本人登場っぽい感じになるが、ラストシーンに出てくる大学の名前を検索しても何も出てこないし、どこまで事実に基づいてるんかよく分からなかった。といってもそんなのはささいなことやね。世界にはまだこんな苦労してる女性がたくさんいるんだと分かって大変勉強になった。
