監督・脚本・主演をビリー・クリスタルが務めている。
ベテランのコメディライターのチャーリーは、その実力で長年人気を維持していた。しかし、最近認知機能に異常を感じ、ドクターから日常生活の留意点をいくつか提示されていた。
若い時に愛妻を亡くし、子育てに手を掛けられないほど多忙だった為、娘からは疎遠にされ、息子とはテニスで汗を流すも本音は言えず。家族にも仕事場でも身体のことを言い出せずにいた。
そんな折、チャーリーが自らとランチを共に出来る権利をオークションに出したところ、レストランに現れたのはエマという派手な女性で、元カレがチャーリーのファンで落札した権利だったので、エマはチャーリーの顔も知らなかった。しかし話すうちに意気投合して行く。さすがにコメディライターの為、なんでも話を笑いに変えて、ジェネレーションギャップを感じさせずに楽しく過ごすが、元カレと別れたばかりのエマは、年上のチャーリーと気のおけない関係になり、何かと気に掛けてくれるようになる。
1人暮らしの老人、認知症、家族との絆、他人の情愛、生きること...
テーマが幾つもあるようでいて、誰もが近くにある題材かも知れない。
ただラストはちょっと急な展開で、慌ててまとめ過ぎた感じが拭いきれず。
エマ役のティファニー・ハディッシュはコメディ女優で歌も披露しているパワフルな方。
プライベートは中々お騒がせのニュースが上がってますが...
日本語を学んだことがあり、日本のメロドラマのファンだとか😄
※劇中でチャーリーの表彰ステージに本人役でシャロン・ストーンとケヴィン・クラインが出演しているけど...申し訳ないけど、お2人共に年齢を重ねていらっしゃる為、イメージと違い過ぎてソックリさんなのかと思うほど...ちょっと愕然としました💦