一番忘れたいことを憶えてる
認知症の診断を受けた売れっ子コメディ脚本家がひょんなことからシンガーの女性と出会って親友になる。彼女のヘルプで疎遠になってた(感じてた)家族との絆を取り戻していく過程はよくあるって言えばよくあるストーリーなんだけど、「割りと愛してる」。
シンガーのエマがとんでもなくナチュラルに懐の広い女性で、どうやったらあんな人になれるのかのほうが気になったわ。
私もいつかいろんなことを忘れていく。全ての記憶と思い出を持っては旅立てないだろう。いい思い出も、忘れたい記憶も選べないんだろうな。なにが最後まで残るんだろうな。
あのニューヨークのアパート、素敵だわ。
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