EnzoUkai

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のEnzoUkaiのレビュー・感想・評価

3.5
ライブ映像満載の音楽映画と思って期待して出掛けて行ったが、貴重な記録映画であり、人種差別問題を取り扱った啓発映画でもあるジャーナリスティックな素晴らしいドキュメンタリー映画だった。
まぁ、スライやスティーヴィー、ハービーマン、ロイエアーズ のマイフェバリットのプレイに身悶えすることは間違いないが、途中のゴスペルセットで観てるこちらも涙が溢れてくる。Yes,I saw the light !ってなるわ、こりゃ。
このクソコロナの時代に分断の閉塞感で胸が締め付けられる思いに、50年も前の映像に魂の自由を覚えさせて貰う。それを実感すると、この時代に生きる情けなさを感じて、またもや泣けてしまった。
それでも、見えない敵に(コロナではない)立ち向かわなければならない、と勇気づけられた。
EnzoUkai

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