あゆちきん

こちらあみ子のあゆちきんのネタバレレビュー・内容・結末

こちらあみ子(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

両親含めて周りの大人の知識があるのかないのか分からないし、(原作が2010年だから)時代なのか地方だからなのか、敢えてそういう枠にはとらわれないものとして描いた作品かもしれないけど、結局はやっぱりみんな頑張っているのにこうなってしまうのなら、それを使う使わないの選択は別として、枠だったり支援はあるべきなんだろうなと思った。

坊主少年はフィルターを通さずにあみ子とまっすぐ向き合っていて、側から見てると気分が良いけど、それに対するあみ子自身の反応はサッパリしているという、周りの気持ちを汲むのが苦手という特徴による一方通行なところが歯痒い。正直ずっと歯痒い。けどそれがあみ子なんだよね。

明るく軽やかな劇伴、あみ子の歌やおばけたちのシーンのファンタジー的描写、爬虫類・両生類たちのカットが好きだった。