中学生の頃同じクラスに一人いました。
普段は支援学級にいたのであまり深く関わることもなく、事情、症状を知ってる学年主任が説明してくれていたので行事なんかはクラスが気を使って迎え入れてました。たぶんあみ子も同級の彼も発達障害でしょうね。
そんなことを思い出しました。
祖母宅に捨て逃げて、誰が彼女を福祉と繋げるんでしょうね。
風変わりで天真爛漫な彼女に救われるようなありきたりな映画でなかったのは良かったのですが、両親はクソ。教師もダメで救いがない。
強いて言えば、兄貴と坊主か。ただそのシーンも暗い。その上、それもダメ父により引き剥がされる。
田舎が舞台なのでいつの時代の物語なのか分からないので難しいところですが、
里親の難しさ、発達障害への理解、どの視点をとっても今の時代に何の学びもアンチテーゼも感じられない作品のように思いました。
辛く悲しくて感動するとか、無力感に苛まれるとかでもなく、ただただ周囲の大人がアホやなぁとしか思えない作品のように思いました。