意図的なのか無自覚なのかわからんが、発達障害的特性由来の言動からくる孤立を所謂子供の純真さ（大人が失った美しさ）として描きたがっているようなところに時折抵抗を感じてしまった。いやそこを分けろと言いたいわけじゃないんだが、なんなんだろなこのモヤつきは。
現代日本でここまで目立つ子に学習面ではもちろんのこと、ネグレクトへの支援が入らないことには不自然さを感じてしまうが、地方ならそうなのかなと思ったり（地方に失礼か）、あみ子のような子に支援・介入を考える大人がおかしいのだ、支援とは言うがある種の矯正ではないかみたいな問題提起があるのかもしれない。
というのも含め、演出とかも苦手だったんよな。シーンが変わるといちいち「はい、スタート！」て言われてから動き出すような繋ぎ方や、子供の演技だとか、ちょいちょいうーんとなりました。
