「なんで囮の音を鳴らしてモンスターを引き付ける間に避難なりなんなり行動するみたいな当たり前のことをやらないのか」という第一作目からの疑問を解き明かしてくれることを期待して見ましたが今回もその答えは無し>>続きを読む
勝手に「1970年代の実話」だと思って見たのでその時代にはないであろう音楽を使ったアヴァンタイトルに「この映画はそういう映画じゃないぜ宣言か!カッコいい!」とシビれたんですけどただの勘違いでした(スマ>>続きを読む
悪い人ではないけど愛着を持てる造形ではないニコラス・ケイジのキャラが絶妙で前半は面白かった。でも後半はずっとキノドク・ケイジなだけなのでもう一押し欲しかったな。
テーマはシック・オブ・マイセルフとも>>続きを読む
ストレートでクラシックなストーリーだけど、ラストはどう終わらせるのかなと思ってたら、「成長物語」にも「本当の愛」にも辿りつかない、セックスワーカーが抱えやすい愛着障害的な痛みをぶっこんできたのはさすが>>続きを読む
風立ちぬ以来のタバコ映画でした。
割とストレートな音楽映画で、魅力なのはライブシーンよりもセッションシーン。あとフォークは歌詞と音楽が同時に入ってきてこそなんだなというのを実感しました。ジョニー・キ>>続きを読む
これが本物のブルータリズム建築こと九龍城砦!
この手の、言ってしまえば「映画秘宝的盛り上がり」にはつい距離をとってしまいますが、そういうメタポジゲー神経症みたいな俺にもちゃんと面白かった。
強烈な>>続きを読む
前半は「育てる」と「愛着」がテーマなのでもう条件反射としてずびーずびー鼻水垂らして見てたんだけど、後半ははっきりした敵役の描写含めなんか雑だなというところが増えるし前半きちんと描かれてた食物連鎖的な「>>続きを読む
今のアメリカにもタイムリーな実話ベースだけど、中身は硬派なクラシック。クラシックすぎて誰が死ぬかわかっちゃうんだけども。
絵も音も演者たちも良かったので劇場で見たかった。ジュード・ロウはいい歳の取り>>続きを読む
プロットのためのアクションではなくアクションのためのプロットなので映画として楽しむのはかなりしんどい。「軽さ」のこなれてなさもハンパなかった。
中盤以降急激にB級化していくお話や、「なんで一人?」「これ、今までしょっちゅう突破されてたんでは?」みたいなとこはあるものの、前半の「ど、どういう話?」なワクワク感はなかなかだったしまあまあ楽しめまし>>続きを読む
なんの予習もして行かなかったので「え、誰でしたっけ」「インド洋のソレ、なんでしたっけ」みたいな感じでしたが眠くなることなく楽しめました。期待値が底を打ってるからかな。ハリソンフォードがハルク化するの、>>続きを読む
もうちょっとドタバタコメディー的なのだと思ってたらシニカルではあるもののマジメというか批評的な映画だった。ノルウェー版「どうすれば良かったか」だなこれは。
承認欲求云々というより自己愛と愛着形成の話>>続きを読む
うはーめちゃ良かった!
キーラン・カルキンといえばサクセッション/メディア王のイメージが強烈すぎるんだけど、そのローマン・ロイが善性に乗っ取られるとどうなるかみたいなキャラクターで、ジェシー・アイゼ>>続きを読む
タイムパラドックスがーとかそういうSFがメインではないのは分かっているけど手垢のつきまくった話な上にガバガバ、そして「失って初めてわかったあの頃の僕たち私たちの気持ち」みたいなのはもうおっさんにはキツ>>続きを読む
お、おもろCutter!!
あえて昭和を模したような撮り方と、しつこさと紙一重の繰り返しの妙、良かったですわー。
将来的に俺が突きつけられる、根源的な不安、欲望、恐怖、そして後悔てなんなんだろう。>>続きを読む
ツインピークスS2見てる途中に挟んでみたんだけどまんまの世界観というか、関係妄想で話が転がってく感じというか、わからないのに気持ち良いという独特の感触でした。狙った不条理ではなく普通に作ったら自然と不>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
途中から展開が読めるところも多かったがおもろかった。でもいくら認知症や精神障害と言ってもあの後バーテンダーが急に爆弾魔になる流れは想像しにくくない?
ジェレミー・ストロングがロイ役だったり冒頭のトランプの雰囲気がグレッグ・ハーシュなのでサクセッション思い出しちゃった。
ビデオテープで撮影したのかそういう加工なのかわからんけど、なんか印象的だったの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なんかこう… マジか!!というのとそんな同人誌というか二次創作みたいなの、アリなんか!?という戸惑いが半々ぐらいで、でもまあおじさんなので面白かったです!
最終的な「なぜ」は明かされなくともなんとなくスッキリ終わってくれるのとコンパクトなのが良かった。
性的多様性前に出しすぎでは…みたいなことを思った自分を恥じてしまう良さだった。ティーンの自立(主体的に生きること)への親目線が入ると余計にやられてしまう。毛色はかなり違うけどメッセージ(あのバカウケが>>続きを読む
セリフもストーリーも演出も相変わらず
変というか、「転売屋」という架空の職業の主人公について書かれた異世界というか自分にとっての常識や論理が通用しない大昔の小説を読んでるような、リアルかどうか以前の違>>続きを読む
はいはいまーた「教育とは知識を蓄えさせることやないねん!自分の可能性を信じさせ、学ぶ喜びを体験させることやねん!!おしえ、はぐくむことやねん!!」というあるある教育論映画かと思ったが、そこにとどまらな>>続きを読む
俺が勝手に抱いてるエイリアン特有のエロチックなフェティシズムはやや薄めだしそこはおっぱい吸うとこだろ!と思ったけど意外とおもろかった!!
もっとオタクあるあるを散りばめて「たはー!(笑)あいたたたた(笑)やられましたわー(笑)」と自分の黒歴史を相対化できてる余裕を確認させるとか、固有名詞の羅列で共感を得るような、所謂「オタクに媚びを売る>>続きを読む
前作は「設定オチかと思いきやちゃんと映画としておもろかった」けど今回はダメダメでしたね。
アセスメント的な視点を持ちたくなってしまうタイトルとは裏腹なドキュメンタリー。監督が言っていたように映像素材が豊富なわけでも作品制作のために考えて撮られたわけでもない分わかりにくいところもあったが(音>>続きを読む
つい見てしまったがクリシェしかないし殺し方(見せ方)にも面白みはないし悪い意味でバカで雑だった。
リバー、流れないでよからの遡り組なのですんなり演劇っぽさに入れました。いやよく考えてよく作ったな、という感嘆がが面白さよりやや上回ったような気がするけど長さもいいしなんかもうよくわかんないけどまあいっ>>続きを読む
DCかなんかのダークヒーローものをトンチキ脚本にてお届け!て感じだった…
切なさOf The Year決定…!
ロボ氏の想像力と決断力が大人すぎてなんなんどんだけの人の心に関するビッグデータが入力されてんの。俺なんか数十年生きてきて新聞3日間分(ほぼテレビ欄)ぐらいの知識>>続きを読む
理想郷の監督だってことで見てみた。事件と犯人、そしてラストは意図的になのかようわからんとこ多かったけど刑事二人の造形や描写、あと絵面は良かったな。
ライバルコンビの片方が着てたメタルTシャツがKis>>続きを読む
解釈の好みが分かれるとか、物議を醸す描写や展開とかなんつーか言い方悪いかもだけどハイレベルな意味での賛否両論かと思ったらただ淡々とつまらんかった。いやまあそれが物議を醸す展開ではありますが。
「前作>>続きを読む
織田信長んとこには未来からタイムスリッパーが来すぎたせいでスマホ見ても「ほほう!"すまほ"じゃな!(こないだのやつのより古いな)」てなるっていうネタがあるけど我々現代人もタイムスリップしてくる侍にはも>>続きを読む
主役二人が無名の二人だったら「意外と面白かったわ」になるかもだけどこの二人が主役だと「二人のキャラとネームバリューに頼りすぎでは」てなる。確認のために見ました、みたいな後味しか残らんかった。
「アメリカ大統領選挙直前に必見!!」みたいな小難しい政治的要素がほとんどなくて、ただただ戦闘シーンの緊迫感とキャラのしっかりしたロードムービーというのが最高だった。もっと手ブレブレブレかと思いきやアレ>>続きを読む