このレビューはネタバレを含みます
どう受け止めたら良いのか
わからなかった
母親目線、さらには祖母目線になってしまい あみ子が純粋無垢ピュアみたいには全く思えない。
悪気はもちろんないだろうけど
あまりに容赦ないもんね。
余計に刺さるんだよ。
後妻であみ子の母になり
心が壊れてしまうのも
お兄ちゃんが不良になっていくのも
なんかわかる。
あみ子が嫌いとかじゃない
むしろあの力強い顔からは
目が離せない。
のり君の苛立ちはとても伝わってくる。
坊主頭との会話にはぐっとくる。
自分の実家に、しかも
祖母一人のところにあみ子を置いていく父親はあんまりでは?
私は祖母の苦労を想像し
悪気のないあみ子を想像し
辛い気持ちになる。
あみ子は「大丈夫!」と言っても
絶対大丈夫ではない。
でもそれは私のモノサシでそう思うだけで 彼女は大丈夫なのかな。