前回大活躍したアナ・デ・アルマスちゃんにも出てもらいたかったんだけど、いなかったですね。
もの凄くいいキャラだったんで、いないのもったいないなって思って観たけど、いなくて正解でした。
今回も豪華キャストによるそれぞれのキャラクターがすでに濃厚過ぎるので、"嘘つくと必ず吐いちゃう可愛い看護師"ってキャラまでいたら収拾がつかなかった。
ダニエル・クレイグはもちろん、エドワード・ノートン、ジャネール・モネイ、デイヴ・バウティスタ、キャスリン・ハーン、レスリー・オドム・Jr、ケイト・ハドソンなどの豪華キャストに、カメオ出演のあの人とかあの人とか、名前だけ出しておちょくられるあの人とか、とにかく豪華目白押し。
初っ端からおしゃれマスクをしたダニエル・クレイグって図だけで笑う。
これを束ねたライアン・ジョンソン監督やるなあ。
物語というかミステリー要素は正直クラシックなんだけど、おそらく意図的で、それをいかにモダンにお洒落に落とすかって焦点を感じた。
何より楽しいって言うのが一番で、それも贅沢に楽しいってとこが年末年始にはピッタリって思う。
先に挙げたカメオ含めて、体感5分に1回は笑いどころがあって、ミステリー要素と合わさって何しろ飽きさせない。
140分あるけどもっとあっても良かった。
ジャンルが「コメディ/ミステリー」ってなってる時点でおかしい。
とりあえずNetflixでの配信のみみたいだけど、これを映画館で観れたのはまた贅沢で、でもこれを手軽に自宅で観れるって言うのも贅沢。
贅沢贅沢うるさいけど、貧乏人ほど贅沢って言いたがるんですね。ってほっとけ！
ちなみに前作観てない人でも全然大丈夫です。楽しめます。
ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランが、とにかく凄腕だってことだけ頭に入れておけばいいと思います。
