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ナイブズ・アウト:グラス・オニオンのEDDIEのレビュー・感想・評価

4.0
世界一の名探偵⁉︎ブノワ・ブラン再び。大富豪マイルズ・ブロンのミステリーゲームの最中、本当の殺人事件が巻き起こる。
1作目とは趣向を変えながら演技派豪華俳優陣を揃えて巧みに鑑賞者を騙す。クライマックスは爽快。


『ナイブズ・アウト』1作目があまりにも面白かったので、その続編ということで期待値はかなり高めでした。

▼1作目のレビューはこちら
https://filmarks.com/movies/81437/reviews/79820887

面白かった…!!
けど、1作目は超えられず、という感想。
1作目の豪華俳優陣ほど豪華なメンツとはいえず、とはいえかなりの実力派ばかりを揃えています。
個人的にファンであるデイヴ・バウティスタのキャラもとても良かったですし、ふてぶてしくも相変わらず魅力たっぷりなダニエル・クレイグのブノワ・ブランは最高でした。
結果的にジャネール・モネイも最高にクールだったし、エドワード・ノートンの胡散臭さはピカイチ。

だけど、突きつけるほどの面白さまではいかず。
事件の真犯人や結末部分にも前作ほどの驚きはありません。

苦言ばかりではありますが、予算を大量にかけたであろう舞台セットやゲスト俳優出演など、楽しめる部分もたくさんありました。
笑えるシーンも随所に差し込まれており、なんだかんだバウティスタの存在がキーでもありましたね。

一定以上の面白さで、今作でも年間ベスト10入りさせている人もチラホラ見かけるので、ダニエル・クレイグの007に続く代名詞的作品として今後のシリーズ化も楽しみではあります。

〈キャスト〉
ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)
マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)
カサンドラ・“アンディ”・ブランド(ジャネール・モネイ)
クレア・デベラ(キャスリン・ハーン)
ライオネル・トゥーサン(レスリー・オドム・Jr)
バーディ・ジェイ(ケイト・ハドソン)
デューク・コーディ(デイヴ・バウティスタ)

※2022年新作映画173本目
※2022年自宅鑑賞220本目
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