情緒

ナイブズ・アウト:グラス・オニオンの情緒のレビュー・感想・評価

4.0
ダニエル・クレイグの空気読めない探偵、戻ってきました!

ハイパーお金持ち、マイルズはギリシャの孤島に仲良し破壊者フレンズを招いて
推理ゲームをすることに。
その招待状が、空気読めなくてAmong usですぐ負けるブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)に届いたことから、彼もギリシャへ向かうことになります……。
楽しい週末になると思われたけど、実はこのメンツ色々あるらしくて……。



めちゃめちゃコロナ禍を意識した作品で、ダサ布マスクをするダニエル・クレイグが見れます。
三者三様の感染症への接し方が見れて、そこでもキャラクターを感じられていいです。

推理モノというと大味なんですけど、ライトなコメディとしてはとてもいい!
元々、前作がしっとりミステリというより、ワーンガシャガシャ!楽しい!を前面に出した作品だったので、ノリに乗っていると言えるかもしれません。

ナイブズアウトのいい所は、あくまで探偵が物語の主役でないところ。
誰かはネタバレなので伏せますが、あくまでブランはメンター役で、主軸になって暴れまくるのは違う人物なんですよね。
探偵役(だいたい白人)がその特権に意識的である、というそこが今までの探偵ものと違って面白いなと思います。

あと小ネタ満載です!
Netflixだから出来るのか、それともナイブズアウトがそうなのか分かりませんが、版権モノがどんどん出てくるので、それも含めて見つけるのが楽しいのでは。
カメオ出演もたくさんです。
(Among usの対戦相手とか)

アンディ役、ジャネール・モネイの美しさと演技力に惚れてください。
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