このレビューはネタバレを含みます
なかなか救いのない話だな…
あまり誇らしくない過去を持つ父。
娘を信じて一生懸命動き回る。
もちろん愛してるからこそなんだろうけど、そこには償いたい気持ちもたくさんあるんだろうと思う。
お父さん、頑張ってるなぁって。
関係が良くなるといいなぁって。
そんな気持ちで見てたのに、サッカーの試合から空気が重くなり、正直そこから先を見るのが怖かった。
娘とは築けなかった関係を、マヤと築く喜び。
心地いいと思える人といられる喜び。
神様に祈る場面がたくさんあるからこそ、ラストにかけてのコントラストがしんどかった。
因果応報ってことなの?
だとしたら希望なんて、持てないよね。
ラストの一言、この後どう言う気持ちで生きていくんだろう…
不器用すぎて、ものすごく切なかった。
インタビューで言ってたけど、実際オクラホマの油掘る人たち(なんて呼ぶのか分からんw)と交流して、彼らのリアルを演じられるようにしたそう。話し方から態度、服や体つきまで。
アメリカって、土地柄で話し方や文化まで大きく変わるから、アクセントや話し方さえもキャラクターに大きく影響を及ぼすよね。
そう言うところまでは、字幕や吹き替えでは表せないから、やっぱりその言語を理解したいなーといつも思う。