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スティルウォーターのsenのネタバレレビュー・内容・結末

スティルウォーター(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

なかなか救いのない話だな…

あまり誇らしくない過去を持つ父。
娘を信じて一生懸命動き回る。

もちろん愛してるからこそなんだろうけど、そこには償いたい気持ちもたくさんあるんだろうと思う。

お父さん、頑張ってるなぁって。
関係が良くなるといいなぁって。
そんな気持ちで見てたのに、サッカーの試合から空気が重くなり、正直そこから先を見るのが怖かった。

娘とは築けなかった関係を、マヤと築く喜び。
心地いいと思える人といられる喜び。


神様に祈る場面がたくさんあるからこそ、ラストにかけてのコントラストがしんどかった。

因果応報ってことなの?
だとしたら希望なんて、持てないよね。


ラストの一言、この後どう言う気持ちで生きていくんだろう…

不器用すぎて、ものすごく切なかった。


インタビューで言ってたけど、実際オクラホマの油掘る人たち(なんて呼ぶのか分からんw)と交流して、彼らのリアルを演じられるようにしたそう。話し方から態度、服や体つきまで。
アメリカって、土地柄で話し方や文化まで大きく変わるから、アクセントや話し方さえもキャラクターに大きく影響を及ぼすよね。
そう言うところまでは、字幕や吹き替えでは表せないから、やっぱりその言語を理解したいなーといつも思う。
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