やまもと

スティルウォーターのやまもとのレビュー・感想・評価

スティルウォーター(2021年製作の映画)
4.0
人生は残酷だ。

この映画のキーワードだと思う。

失ったものもあれば得たものもある。
でも過ぎたことを嘆いて止まってはいられない。
進むしかない。
たとえ間違った道だとしても。

マット・デイモンは素晴らしい役者だなぁと。
何者にもなれるの凄すぎる。

娘がマルセイユ留学中に殺人容疑で逮捕。
冤罪であり、真犯人は別にいる。
その犯人探しを弁護士にお願いするために、面会に来た父親に手紙を渡すところから物語は始まる。

⚠︎以下ネタバレ注意⚠︎


















マヤとビルの抱擁シーンはジーンときた。

ただ娘のアリソンにはどうにも感情移入出来ない。
父親が今まではクズだったかもしれないが、人は変われる。
いつまでもダメな親だと思ってはいけない。
父親が尽くしているにも関わらずキレるのはおかしい。

僕としてはマヤとヴィルジニーとビルの3人で幸せに暮らす未来を見たかった。
多分もやもやする人も多いと思う。
きっと大多数の人がその3人の幸せな暮らしを理想としたから。
あとはアキームどこ行ったん(笑)

メッセージ性は凄くあると思う。
観てよかったと思える映画。
しかし思い返すと4年刑務所に入ってて今更なんで手紙出すんだろうと思ってしまった。
流石にビルは何回か面会来てるよね(笑)
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