ToshioKatakura

スティルウォーターのToshioKatakuraのネタバレレビュー・内容・結末

スティルウォーター(2021年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

マット・デイモン主演。
殺人犯として投獄されていた娘の無実を証明するために、アメリカ男(マット・デイモン)がマルセイユで犯人探しをする映画。
マルセイユは人を助ける文化のない、やや無法地帯化した地域だが、一人の女性がアメリカ男を手助ける。
様々ある中で、ついに犯人を見つける訳だが、それは...。

途中、娘へのアツい想いが募るばかりに無謀を侵してしまうアメリカ男。娘を救いたいがあまりに手段を選ばず目的を手にしようとするアメリカ人の国民性が随所に映し出されるが、一方でマルセイユ女の娘を自分の娘のように世話をする人間味も垣間見える。
最終的に自分の娘を救うよりも、優しいマルセイユ女とその娘と歩む人生を選ぶかと思いきや、「無謀」な行動によりその選択肢は完全に絶たれる。

演劇稽古はどうだったかの返しに「立ち方が劇っぽかった」というセリフがツボだった。
ToshioKatakura

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