るるびっち

フォーエバー・パージのるるびっちのレビュー・感想・評価

フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)
3.6
一作目を観た時は、一日だけ殺し合いOKなんてバカ設定だと思った。
しかし近年、希望のない世の中に苛立ち始めている人が多い。
そういう現状をみると、リアリティのある話かもしれない。

とっくに経済発展しなくなった日本では、考え方が内向きだ。
人々は先行き不安から貯蓄に励み、消費しない。
物が売れないので企業も設備投資より内部留保に励む。賃金も上がらない。コストカットするのは人件費ばかり。
全て内向き。
国民も企業も金を使わないのだから、政府が金を放出して経済を回すしかないのだが、財政破綻するという財務省の洗脳で金を出し渋る。産業は広がらず、益々内向きになる。
コロナで大抵の国は減税して給付金を何度も配ったが、我が国は減税もしないし10万円を一度配ったきり。
その癖、海外への支援や留学生支援は手厚い。
ワクチンなど、コロナ関連費用で77兆円使っても全く財政破綻しない。
にも関わらず、防衛費1兆円を上げるために増税を目論んでいる。
インボイスも個人事業主だけの他人事の話ではなく、細かく税率を上げやすくする為の土台作りだ。
無関係だと無視していたら、必ず税率の引き上げとして自分に帰って来るだろう。

内需拡大によるインフレではなく輸入品など海外要因のコストプッシュ型インフレと増税で、国民はますます生き辛さを感じて内向きになる。
国民に精神的余裕がないので、生活保護や一部補助金を受けている人々に嫉妬する。甘えてる怠けてるとバッシング。
そんなろくでなしはパージしちまえとなる。
京アニ焼き討ちや電車テロなど、個人的パージは既に行われている。
国民を見殺しにする政府なら、パージして何が悪いとなるだろう。
無為無策の政府というよりも弱者や国民の方を向かず、海外の資本家と利権関係で日本を切り売りしている転売屋なのだから。
魂を売った政治家たちのせいで、日本はもっともっと荒れていくだろう。パージ解禁も間もなくだ!!
「高齢者は集団自決しろ」という経済学者も居るから、気運は盛り上がっている。
既に老人の金を狙う実行部隊は、詐欺から強盗に切り替えたようだ。
益々、強引になるだろう。フォーエバー・パージ!!

本作ではメキシコの壁などの民族分断を背景に、人種同士が殺し合う一方で、互いに助け合う絆を主人公たちを通して描いている。
それは家族を背景にしているので、血の繋がりの様に濃いという意味合いかも知れない。

そもそも海外に言われれば何でも従うのだから、ワクチン打ってコオロギ喰って、パージしろと言われれば日本政府は素直に従うだろう。
まずは政治家の家を焼き討ちすれば良い。
麻生太郎の豪邸は、ホームレスに解放しろ。
クズにできる政策は、せいぜいそれくらいだろうから。
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