パージシリーズの最新作である5作目です。
時系列的には、3作目の後の話になります。といってもストーリー的なつながりは皆無なため、本作からの視聴でも全く問題ないです。
強いて言えば、1作目を観て、パージが何かを知っていると良い程度です。
パージ開始のアナウンス、開始終了を知らせるチャイムがシリーズ通して統一されているので、謎の安心感が笑
これを聞くと、あ、パージだ、となるのは不思議です。(本シリーズを視聴された方なら同意していただけると思います)
今回は、廃止されたパージが、移民問題を解決するための施策として復活したが、パージの12時間が過ぎても終わらない無限パージに突入し、という流れです。
いつかはそうなるだろうな、というストーリーではあるものの、内容はパージなので、いつもの感じでした。
ただ、舞台が広くなり過ぎたのか、あるいはネタ切れなのかは分かりませんが、限られた、というところが取っ払われてしまったので、これはパージなのか?という思いを持ったため、本評価にしています。
つまらなくはないのですが、やはり何かの限定があって、それに対して試行錯誤するのが、緊張感があるのに、それが無くなってしまうと別の作品と思わざるを得ません。
本作の出来自体は悪くはなく、パージシリーズと言えるのですが、無限パージだと少し違う、とどうしてもなってしまう点が残念なところです。
よって、パージシリーズですが、個人的には、1作目、4作目、5作目はそこそこ、2作目、3作目はおもしろい、という評価になりました。
それにしても、本シリーズは5作も製作するなんて、アメリカだとかなり人気があるのですね苦笑