今や無敵の韓国若手演技派カン・ハヌルとチョン・ウヒがW主演。期待してみたものの…
この2人を使うならもっとこだわった脚本と演出、世界観作りをして欲しかったなぁ。さしてこの2人を起用する必要性が薄かった。
小学生時代の大して仲良くもなかった女の子のことを、主人公がハタチを超えても恐ろしいくらい執着しているのが謎。アプローチしてくる女の子(カン・ソラ)には興味ゼロ。なのに行方知れずの同級生に恋焦がれる…って、謎の執着心が作品の軸にあるので共感できん。
爽やかなラブストーリーかと言うとそうでもなくて。意外と全体的に暗い。脇役のファインプレイに期待したかったが、こりゃまたびっくり脇役達ほぼ全員メンヘラor性悪。主演2人も思考が内向的過ぎて主人公としてはキャラ立ちしていない。
全体的にメンヘラ価値観が作品を覆っていて00年代前半の野暮ったい韓国映画っぽかった。ソウルと釜山が舞台の意味合いも薄いし。
うーん
何故？
が満載。
残念。高評価のレビューが多いのね。それもまた何故。
