き

おひとりさま族のきのレビュー・感想・評価

おひとりさま族(2021年製作の映画)
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ひとりでいることを好むジナの生活を通してじわじわと孤独という肖像を浮かび上がらせていく 親との確執は解決しないし、入社したての部下の辞職を思いとどまらせるわけでもないし、ジナが次のステップにあがるわけでもないというのが気に入っている ひとりでいること=孤独であることを内面化したジナがその鎧をゆっくり引き剥がしていってひとりでいることを選ぶことと孤独であるという状態に置く必要はないことをもって終わる 幽霊とか隠しカメラの映像とかホラーチックでもあってたのしい
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