チュニドラ好き

前科者のチュニドラ好きのレビュー・感想・評価

前科者(2022年製作の映画)
2.4
保護司という珍しい視点で進む物語なので目新しい内容を期待していましたが、それは前半まででした。後半からは保護司である必要性はあまりなく、仮釈放中にお世話になってる勤務先の上司視点でも十分かと思いました。主人公の抱える闇もインパクトに欠けます。加えて、後半の中途半端なサスペンスへの舵きりは今作を大衆向けのよくある内容としてしまっており、独特なオチということもないので愚策に思えました。