犯罪映画は好きだし、そのなかでもコンゲームの緊張感と“騙されました!“ってなる爽快感は好きです。
本作は完全防備の刑務所から金塊を盗むというストーリー。必然とコンゲーム的な展開になり、最後までテンポ良く鑑賞できる。
でもね、すべてが軽すぎるのよ。上映時間がコンパクトなので軽さは仕方ないにしても、それでも軽すぎるのよ。
だから登場人物に感情移入なんかほぼできず、寄せ集め(この辺が映画の題名に繋がってるのに)強盗チームそれぞれの特技がさほど発揮されてないのがもったいない。
それに“ほらキレイな構図でしょ“みたいな映像ばかりで飽きてしまいました。
レニー・ハーリン監督の映画を観るのは久々でしたが、個人的には残念な仕上がりに感じてしまいましたとさ。