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長崎の郵便配達のlgKaoringのレビュー・感想・評価

長崎の郵便配達(2021年製作の映画)
3.9
昔、私の父親が郵便局員で、一時期配達もしていた。

それだけの理由ではないが親近感があり、この小説を書いたピーター・タウンゼンド氏が「ローマの休日」のモデルとも言われていると知り、興味を持った。

恥ずかしながらタウンゼンド氏もスミテル氏も、全く知らなかったが、原爆によって焼きただれた背中の少年には見覚えがあった。
その少年に、こんな物語があったとは。

戦争を知らない私たちだからこそ、観て良かったと感じた。
こんな酷い悲劇の経験があるのに、それでも戦争が起こるとは。
人類は学習しない生きものなんだな、と。
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