シネマ

長崎の郵便配達のシネマのレビュー・感想・評価

長崎の郵便配達(2021年製作の映画)
4.0
同名タイトルの本を書いた時のピーター・タウンゼントの足跡を娘イザベル・タウンゼントが長崎を訪れ辿るドキュメンタリー。日本映画だが、英語等外国語がメインのため字幕。日本語が聞き取りにくいので良かった。

『長崎の郵便配達』未読。
この本は谷口稜嘩(スミテル)さんが主人公。
彼は家庭の事情で14歳の時に郵便配達員になり、16歳の時に配達中に長崎で被爆した。周りでバタバタ亡くなって行く中で生き残ったお1人。
彼との出会いから書かれた。

映画で核兵器が使われたシーンでも「原爆でもこんなものじゃないから、核兵器だとこの程度じゃすまないでしょう…」といつもツッコミを入れるので、外国人にも理解が深まると良いと思う。

自分も広島ほどは長崎の原爆投下に詳しくはないので、学びがあったし。

邦画にしては映像が美しかった。

英語版wikiによるとイザベル・タウンゼントさんは次女で1980 年代後半から 1990 年代前半にかけてラルフ ローレンのモデルだったそうで、スッピンの感じなのにキレイ…。日本のサイトには女優と書かれているけど、英語版でも彼女のページが作成されていなくて…。

マーガレット王女との婚約騒動が『ローマの休日』のモチーフになったとジャケット画像で知った。

英語版wikiで読んだけれど、世紀の恋というには、自分の感覚から言うと…ちょっと…。
婚姻中に知り合い、妻(イザベルさんの母親とは違う)との間には2人の息子がいるのに、マーガレット王女と結婚するために離婚…。んー…。
シネマ

シネマ