ディア・エヴァン・ハンセンのleoleのネタバレレビュー・内容・結末

ものすごく良いのは大前提ですが、ミュージカル版好きからすると、ん？と思う点もありました。ミュージカルは登場人物みんな、自分自身では気づいていないけど本当は孤独で、そういう説明が劇中ではないからこそ、観ている側はハッと気づかされることがあるような気がします。現実でも｢自分は一人じゃない｣って自分自身に思い込ませるため、無意識にそうじゃない自分であろうとする。誰しもそういうことがあるんじゃないかなと思います。でも映画では、それをアラナが自分自身理解していて、口にする。説明しないからこそ感じることがあるのになあと少し残念に思いました。
あと、本音を言えばカットされた曲も残してほしかった。ものすごく良いので聞いてほしい。

あれこれ言いつつも、全曲泣きました。あと何回かは観るのは確定。