ロッテントマトの批評家スコアが30点であり、視るのをやめとこかと思ってましたが、ミュージカル好きとして視て後悔する方を選択。(視て自分が気に入ってもみんなが悪口を言って気分が悪くなる事は避けられないかと(Catsや竜そばなど))
ハードルを下げていたせいか、普通に面白かったです。精神病んだ主人公が流れに巻きこまれて話しは進んでいき、感情移入させられて結構ハラハラドキドキしました。主人公はブサイクですが高音が美しく、ちょっと古くさい歌もノスタルジックな感じで良かったです。本作の肝である嘘を歌で表現していくシーンなどの説得力はかなり高めです。
おそらくアメリカでの悪評はブロードウェイ好きの原作厨による物かなと思いますので、ブロードウェイ版を視てない人は大丈夫だと思います。Catsも同じだと思ってますが、皆外国の前評判に引っ張られるのは仕方ない事であり、恐らく日本でも悪口多めだと思いますが普通に良いです。
サントラにはキャリー・アンダーウッドなどの懐かしい人も参加していて、のんびりと聴けて良いです。デューンのハンス・ジマーは劇場では最高でしたが家で聞いたら環境に全くアンマッチでしたので、こちらをしばらく聴き続けるつもりです。
12月は大作多めで2回目行く事は難しいですが11月でしたらもう一回は行ったかなと思うぐらいには気に入りました。
ミュージカル好きの方にはオススメします。