鴨まんじゅう志望

ディア・エヴァン・ハンセンの鴨まんじゅう志望のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

★ミュージカルとの結末の違い
ミュージカルでは描かれなかった、エヴァンの罪に対する償い(本当のコナー探しとそれを伝える)が描かれたことが良かった。
償いを描くことで、最後の自分への手紙
「At least you are you, that's enough」(君が君らしくあれば、それでいい)
が、エヴァンが本当の自分でいれるようになったこと、皆が本当のコナーに会えたことの両面で深まった。

★劇中の歌
歌も完全別撮りでなく、映画レミゼラブル(2012)での生声収録を織り交ぜることで、感情をうまく表現できていた。

★アラナ
アラナの立ち位置だけ、下記2つの変化が描かれなかったのが残念。
・遺書を公開し家族が中傷を受けることになった償い
・薬を飲む精神状態


★まとめ
エヴァンが主人公のミュージカル映画としてみた時は、満足!いい映画だと思う。